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福島医科大:広島大・長崎大と共に放射線研究拠点に認定

2016/01/29

  福島医科大は1月28日、同大の「ふくしま国際医療科学センター」が広島大、長崎大の研究機関と共に、全国の研究者が利用したり共同研究を行う場となる国の「放射線災害・医科学研究拠点」に認定された、と福島民友(1/29)が報じた。同紙によれば、認定期間は4月1日から6年。3大学は2月1日から、共同研究に当たる研究者を公募する。放射線防護学やリスクコミュニケーション分野などで知を結集し、成果を東京電力福島第1原発事故の影響を受けた福島県に還元する考えだ。

  認定された3研究機関は同センターのほか、広島大原爆放射線医科学研究所(広島市)と長崎大原爆後障害医療研究所(長崎市)。文部科学省が研究分野ごとに認定する「共同利用・共同研究拠点」の1つで、認定は14日付。広島大の研究所が中核機関となり、3機関が強みを生かしながら拠点機能を担う。

 

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