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群馬大:三井住友銀行と自動運転車の地域活用で連携、次世代モビリティの利用

2018/02/19

 群馬大と三井住友銀行(SMBC)は2月16日、地域における自動運転自動車を活用したモビリティサービスの実現に向けて、「次世代モビリティ社会実装研究に関する協定書」を締結した。これを報じたITmediaエンタープライズ(2/19)によれば、自動運転分野に特化した大学と銀行の産学連携は国内初の取り組みだという。SMBCは、次世代モビリティサービスの実現に向けた事業化支援、ソーシャルインパクトボンド(社会貢献型投資:民間資金を活用した官民連携による社会課題解決の取り組み)などを活用したファイナンス支援や、生体認証や電子決済などを活用した決済サービスといった技術面での支援などを行う。

 これまで群馬大では、2016年10月から群馬県桐生市内で自動運転車の公道実証実験を開始したことをきっかけに、同年12月に「次世代モビリティ社会実装研究センター」を設置し、限定地域での完全自動運転商用化を目指すなど、関連分野の企業や自治体などと連携しながら、次世代モビリティシステムの社会実装に向けた研究を展開している。今回、群馬大とSMBCは、同サービスの全国展開に関して連携することで合意した。

 

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