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帝国データバンク調査:大学発ベンチャー企業は東京大の108社が1位、全体の1割

2018/02/26

 帝国データバンクは2月23日、「大学発ベンチャー企業の経営実態調査(2018年)」を公開した。調査は、2018年2月時点で判明した大学発ベンチャー企業1002社。13年の調査開始以降初めて1000社を突破し、創出大学別にみると「東京大」の108社が最多。10社に1社が東大発という結果となった。東京大に続く2位は「京都大」(52社)、3位は「東北大」(51社)で、指定国立大が上位を占めた。

 私立大では「慶應義塾大」(32社)でトップ、以下「早稲田大」(18社)、「東海大」(16社)と続く。公立大では「会津大」(13社)や「大阪府立大」(11社)などが上位を占めた。都道府県別でみると、本社所在地で最も多かったのは「東京都」(260社)。業種別にみると、最も多かったのはロボットや人工知能(AI)、ソフトウェアの開発や、医療・ヘルスケアなどの分野を含む「サービス業」。全508社で、構成比は全体の50.7%を占めた。

 

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