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【東京大学】ソフトバンクと連携、世界最高レベルの人と知で「Beyond・AI研究所」設立

2019/12/25

 東京大学と携帯電話大手のソフトバンクは12月6日、世界最高レベルの「人と知」が集まる研究所「Beyond(ビヨンド)AI研究所」を設立すると発表した。同大学のホームページよれば、同研究所は、同大学と海外の有力大学の研究者を擁した最先端のAI(人工知能)研究機関になることを目的としている。「BeyondAI研究所」では、量子物理によるAI自体の抜本的進化やAIと生体機能の融合など、AIに関わる新たな基礎研究の領域を切り開くため、東京大学の強みである物理学や医学などの分野の学内研究者を配置する。同研究所には約150人の研究者が所属する予定。同大学やソフトバンクから参加するほか、海外からも招く。

 さらに拠点は、同大学の「本郷キャンパス」とソフトバンクの「竹芝新オフィス」に設置。また、ソフトバンクが10年分の活動資金などとして200億円を提供する。今回の連携による、具体的な取り組み候補として、ゲノム(遺伝情報)解析によるがん予防などの研究を挙げている。我が国のAI研究をさらに強化して、世界レベルの成果を生み出すためにも、ぜひ成功させたいプロジェクトである。

 (東京大学HP https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400128343.pdf

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